地下鉄を抜けて【Assassin's Creed UNITY】

 今回は、エッフェル塔が建てられた当時のパリにアルノが行ってみました。




 この時代はアルノが生きていた当時よりいくぶんか平和で、革命に扇動され暴力にあふれた大量の住民はどこにもいません。
 しかしここにいる住民がどこかおかしいのは変わらないようです。
 彼らの体が半透明なのは、ここが魔法の世界だからではなく、ここがデータサーバーから出力された不完全なデータで作られた世界だからなのです。
私が何を言っているのか、あなたに理解できないのも無理はありません。というのも、あなたは原則としてAbstergo社が何を考えて今までのような"歴史体験型ゲーム"のような商品を作っているのか知らないでしょうし、あなたが手に持っているウェアラブル端末や、スマートフォン、薬品などのほとんどの製品から送信されているフィードバックにも興味がないようですから。

 このゲームはPhoenixプロジェクトという名前で開発が進められており、人々の遺伝子記憶から抽出した歴史のデータを吸い上げて出力し、集約したサーバーで当時の歴史を作って体験してもらう仕組みでできています。つまり、そのデータが不完全になるとなにかおかしいことが起こるのも当然だとは思えませんか?

 今回のアルノことプレイヤーの操作している追体験ゲーム内のキャラクターはバグに突入し、サーバー内の通常行くことのない世界へ旅立っています。
 この不可思議な体験を、あなたが動画で追体験してみてください。


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