東京上級ゲームの説明をする前に、東京上級デート2の説明をしよう。これは毎週水曜日深夜1:41〜1:56にテレビ朝日で放送中の番組だ。
“明治政府は、徳川幕府の終わりを世に知らせるため、江戸城を皇居に変え、新しい区割りや町名を作り、人々の目から意図的に「江戸」を隠した。東京上級ゲームは、この東京上級デート2の中の史子とともに、実際の東京を舞台に謎解きをしていくゲームである。
その後の震災や空襲で、「江戸」は完全に姿を消したかに思えた。
だが、今も東京には、江戸以来の店や建物が息をひそめてたたずんでいる。
今宵も、われらがヒロイン・史子とともに、東京の下に隠された古都・江戸を訪ねてみよう。(番組公式HPより)”
今回は東京上級ゲームの謎を完全に解き明かしたため、記事として紹介させていただいた。
東京上級ゲームは虫眼鏡というアプリ内ARカメラを使うなどをして暗号となっている指示を解き明かして先に進んでいくタイプの謎解きゲームである。
このゲームは体験性を重視していて、そのために期間限定の謎解きを採用していた。
感想
私は番組をリアルタイムで見てTwitterで実況してみたり、実際にその場へ行ってみたりして楽しんでいたユーザーだったのだが、ちょうど東京上級ゲームとの関連を意識した回を楽しむ時間の都合がつかず、そのためにそうした期間限定の謎解きを楽しめなかった部分もあった。もちろん最後の謎解きまではしっかり追いついて、無事期間内に最終ゴールを果たすことができたことは大変に楽しい体験であった。実際の謎解き
家の中にあるようなものや、街で見かけるもの、音声でしか拾えないもの、ネットでしか見つからないものなど、様々な手法で謎を散りばめてあった素晴らしい謎の数々には驚嘆するばかりである。そして、それらを画像検索などで見つけてもよいというところがまた楽しむことに対する幅をもたらしてくれたのだろう。
謎を解いていくと往復ハガキを送ることになるのだが、そうすると返信面に謎が印刷されて戻って来る。
毎日ポストをドキドキワクワクしながら開けるなんて、いつぶりだったろうか。
そうして私は記された謎を解き、私を最後の謎解きをするための場所へ導く地図を受け取ったのである。
テレ朝夏祭り
招待状とも言えるハガキを手にいれた人は8月12日時点では約150人。実際の現場ではハガキの確認があるため、ここで謎解きをした人の人数もいずれ分かるのだろう。
イベントを舞台にした謎解きイベント自体はよくあるものだが、これは大々的なイベントではなくその場から参加できるイベントでもないところが異なる。
この特徴を活かしたのが今回の謎である。
つまり、普段の会場とも思えるように、知らない人には謎が分からないように隠してあるという探検ゲームの側面を持つこととなった。これはやはり楽しいもので、スタッフがヒントをくれるわけでもないこの謎解きイベントをより一層難解足らしめた要因だ。
景色のあらゆる要素がヒントであるかもしれないという体験は、この謎解きの背景を流れるストーリーにも関わってくる。こういうロールプレイって、素敵だよね。
そのため、謎を解いて実際に史子に会うことができるとその喜びもひとしおである。
その後どう展開していくかは実際に謎を解いてのお楽しみということで。まだ謎を解く期間があるので、それまでは東京上級ゲームを楽しむことができるということだ。
機会があれば、実際の写真を以ってどのように謎を解いたかのネタバレ感想話をしたいと思う。それではまた。