『音楽の時間〜MUSIC HOUR〜』は2015年の1月9日(金)から 毎週金曜日23:00〜にフジテレビで放送されています。これは同時間帯の前番組 『どぅんつくぱ〜音楽の時間〜』からの継続視聴が視聴の理由だったんですけど、現在までの二回の放送で新しい魅力がだんだんと分かってきたので、これからはそっちが視聴の理由になりそうです。
どんな番組なのかっていう細かいお話は公式サイト(フジテレビのOHPにリンクしてあります)に任せるとして、ここは魅力について知っていただこうと思います。
番組の主軸!? アナウンサーが面白すぎる
本番組ではメインMCが2名いらっしゃいまして、一人は前番組から継続の西内まりやさんです。もうお一人がフジテレビ新人でないアナウンサーの福井慶仁さんです。
お恥ずかしながら私はあまり詳しくないのでwikipediaで福井慶仁さんを調べてみますと、特技が漢検2級と剣道で、特に剣道は幼少から大学までずっとやっていたそう。そして、大学院まで修了されていらっしゃいますね。それが理由だとは思いませんが、見た目からもうかなりお堅い方なんです(失礼でしたらすみません)。
ここがポイントで、第一回放送に呼んだ乃木坂46の皆さんの前でメンバーの写真集が発売されるという
福井慶仁さんの内面の堅さっていうのもトークゲストが「堅すぎませんか!?」ってどの人にもあらゆる場面でつっこまれてしまうほどで見ていて面白いんですよね。もう一人のMCの西内まりやさんが第一回放送の衣装で、全身にファーがついたステージ衣装のような衣装をお召しになっていたんですね。その際にトークゲストがファーについてまず触れたんです。そうすると福井慶仁さんもファーについて話を進めるんですけど、ゲストトークと言ってることが変わらない。なんと福井慶仁さんはファーを知らないから、内容が被っていると気づけなかったんですね!
第二回ではその反省があってか西内まりやさんのお召し物を「そのふりふりした……」と先制するも、やはり言葉に詰まってしまう。その後はトークゲストと西内まりやさんが流れを自然にして番組が始まっていくんです。この和やかさもポイントですね。
和やかさの要!? 縁側座談会
この番組はメインMCがお二人いることは前述しましたが、それに加えて登場するゲストが二種類います。そのうちの一つが先ほどから出ているトークゲストというものです。トークゲストは本当にトークのためにしか呼ばれていないゲストで、アーティストであるないに限りません。例えば第一回はお笑い芸人の綾部祐二(ピース)さん、俳優の菅田将暉さんとものまねタレントの福田彩乃さんがトークゲストとして呼ばれていました。
このトークゲストもMCのお二人も、それぞれのソファにおかけになって番組を進行していきます。しかし、ゲストのもう一方であるアーティストゲストにはソファが用意されていません。なんとアーティストゲストはセットのへり(縁側?)に座ることになるんですね。「これは斬新すぎる」って思いません?「えーっ、椅子ないの」って。アーティストゲストが到着されると、みんなその舞台のへりに座り出すんです。「ちょっと待ってくれ」と、なかなか理解が追いつかないんですよね。「なんじゃそりゃ」っていう。「そんなんありか」みたいな。ありなんです。セットのへりが縁側のように機能して、まさに肩を並べて話し合うんです。トークゲストとお友達であったりすると、和やかさがぐっと増して団欒の様相がでてきてとてもいいんです。放送日の金曜日の夜ってなんか落ち着きたいじゃないですか。合ってるんですよね、番組の雰囲気が時間にマッチしているんです。
私はあまり音楽に詳しくなく音楽シーンを追いかけてもいないので、こうした少しゆるい音楽番組もこうして楽しめるというのがあるかもしれません。が、魅力は魅力です。
今週のアーティストゲストは徳永英明さんとKANA-BOONさんで、トークゲストは篠原ともえさんとビビる大木さんです。ぜひご覧になっていただければ幸いです。