This War of Mine 1日目

戦時下、軍の狙撃手や戦車からの砲撃が街の通行を妨げているここでは、人々が協力して生き延びることを目標にその日を暮らしている。

This War of Mine タイトル画像
プレイヤーはランダムな季節にランダムなプレイアブルキャラクターを得てゲームを開始するので、まずすることといったら自己紹介だろう。


今回は彼ら三人でのスタートである。
一般市民である彼らは武器を持たず、もちろんシャベルやバールなんて便利なものを携帯しているはずもない。あるのはなんとか持ってきたリュック、少しの病気、それに疲労感だ。
 ゲームは彼らがある空き家を本拠地として生活する場面からスタートする。
彼らのリュックの中身のように家にはほとんどものがなく、椅子、土砂、使えるのか分からない冷蔵庫、それと作業台が静かに置かれているのみだ。おっと、三つほど穴が空いているのも忘れずに。
 これはゲームの昼の画面で、画面右下のポートレートから操作したいキャラクターを選んで建物を行き来させる。ベッドを作らせたり、土砂をかき分けさせたり、戸棚を漁らせることが可能だ。こうして見つけた食料を食べて飢えをしのぐことや、部品を見つけてグッズを作ることができる。サバイバル生活にはどちらも必須の行動だ。
 そして時に訪れる他の避難生活者をチームに招き入れたり、交易をしたり、手助けをして日々を暮らしていく。あまりにも疲れていたら、日中を寝て過ごすことも可能だ。
 そうして夜がくると、少しは軍靴の音が収まるので、やっと外出が可能になる。探索の時間だ。
 探索は一人で行う。あとの者は本拠地の防衛や、就寝をしてもらって全員で次の日に備えるのだ。
 ドアから覗き見をしてなにかの気配を感じ取ったり、裏から板で止められている玄関を迂回して慎重に家の中に入ってみると、そこは果たして空き家であった。残された物資をリュックに詰め込むときにわかったことだが、さきの気配はネズミであった。故人の影響はなにも物資だけではない。
 このような手紙がいくつか遺されていた。裏庭を探せば、拳銃が見つかるかもしれない。しかし部品のためにリュックがいっぱいなので、明日またここに来ることにして、1日目の夜を終えるのだった。

というようなゲームを楽しんでいます。
ゲームの紹介ではなくプレイレポのようなものなので、紹介はプロのもの(4gamerのページに飛びます)を見ていただく方がシステムなどわかりやすいです。
サバイバル生活を疑似体験できるゲームですね。自由度もあります。人を殺して物資を奪うと罪悪感に苛まれて鬱になったり、それを酒をのんで克服する人もいれば、ニコチンがきれていらいらするのでガンガン吸うために極貧生活になったり、人の手助けをして気分が晴れやかになったり、ちょっとしたSIMっぽさが面白いところですね。また、リソース管理を計画してサバイバルしたい人にもおすすめのシミュレーションとして出来上がっていると思います。
Steamで¥2,000弱で買えるので、ぜひ。

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