お久しぶりです。Vtuberに生活を支配されたため、なかなか更新ができず…。というのは言い訳ですね。
あらゆることをやり尽くすために努力しなくては。
さて、2018年の振り返りを始めます。
色んなことがありました。
三月に、初めて代官山に行ったんですね。忙しくてなかなか会えない親友と久しぶりに2人きりで散歩をして、これからもずっとこうしていたいな…。と思えるような日を過ごせました。
代官山っておしゃれだとは聞いてました。実際、そんな感じ。んーでもちょっと寂しいかな。
なんかこう、「無の巣窟」っていうイメージがついた。
都会っぽさの極限といいますか、人と人がなるべく接さないようにした結果あまりにスマートに何もないものを顕現させることができた。当然そこで暮らし金を稼ぐ人に"リアル"はあるけれど、どこか心地よくない冷たさがある。
人がね、あまりいないんですよ。だからかな。都会なのに、地方の観光地然とした気配になってる。
その点ではお隣の目黒の方がいいね。
人がリアルだし、空気感がある。
単に自分に合ってるんだろうねこっちの方が。
人がリアルさを感じるのは、自身の生活や親しんだ風習に似たものに接した時に他ならないので、極端な話農民は貴族のリアルを感じることはできないんだけど、おそらくそれに近い。
どっちがいい悪いもなく、ただ実感としての話。
リアルを感じられるかどうかでいうと、場所に対して異質な存在でいられる「観光」についても今年は大きいものがあった。
伊勢に行くちょっとしたツアーに参加して、はじめてのお伊勢参りをしたんだよね。
名古屋までは新幹線で行って、そこからはバスで移動して。
夫婦岩のある猿田彦神社へお参りして、下宮、内宮といく王道のコース。
日本全土のことを見ているので訪問客の案内をするためだけの神様がいらっしゃったり、個人の願いではなく日本全体の願いのみを聞き届ける神様がいらっしゃったりと、行かないと知らなかった体験がたくさんあったなあ。
写真に撮れない神域があるというのはすばらしい体験で、インスタ映えとか一眼レフおじさんとか気にしてる人が一切いないのが良かったね。
どこにいっても知らない人しかいなくて、知らない景色しかなくて、知らないごはんを食べるのが楽しい。
自分が異質なものとして受け入れられる観光地はその点が好きだ。
異質なものでいるというのは、自分へのラベリングが「異質」で止まることが多いので、気が楽なんだよね。
田舎でいう「よそ者」って、よそ者以外の何者でもないじゃないですか。自分を身勝手に分析されなくて済むというか、そんな感覚が実感できて良い。
観光地だと、それを受け入れてもらえるもんだから、心地いのは当然のこと。
2019年は大型連休がありそうなので、どこか旅行できたらいいなあ。