BATMAN:THE DARK KNIGHT RISES

※ネタバレ注意

ネタバレについていいたいことも、内容について思うことも
Togetter:"『ダークナイト ライジング』町山氏 公開直後ネタバレ用心ツイート"
を見ていただければ概ね同意である。

じゃあ何を書くのか。
良いと思った点をとりとめもなく書いておこう。悪いところは上記の通りなので。


  • トム・ハーディがめっちゃ鍛えていた。

ベイン役のトム・ハーディが、バットマンの背骨を折る+利口なヴィランとしてのベイン像を宿すために、とにかく鍛えていたのが好印象だった。
と思いきやノーランのベインは最後でどうしようもなくなってしまったけど、背骨を折るまではめちゃめちゃかっこ良かった。 ほんと、タリアの使い方のせいで台無しですね。
  • キャット・ウーマン

かわいい。ノーランの映画なのに綺麗な美人。バイザーが猫耳になるのはよかったですね。もっと彼女の生活をフィーチャーしても良かったんじゃないかなぁ。お尻しか見ないと思うけど。
  • キャラクターの背景を知っていても飽きなかった。 

これ良い点ね。「ベインがラーズ・アル・グールの息子なわけないだろ」「この刑事の生い立ちがロビンのまんまなんですけど」「急に恋仲になるのってつまりタリアか」とか先は読めますし元ネタはありますしキャラもイヤーワンの背景設定が活かされているので、そこらへんは分かっていつつも、映像に掛けてるノーランの映画はそういう面白さが良いですね。
これでもかってぐらいバット・ポッドがアクロバティックなのも良いんだけど、エンジン音が主張してなかったのはイメージの脱却でも図りたかったのかってくらい残念。


話題にはなってるし話のネタにもタネにもなるんで、観ると良いと思います。
観ないで「なんだ駄作なのか」とか言って内容のない批判をしたり、結局着地点だけ観ずにもやもやするよりよっぽど良いです。

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