WATCH DOGSはサブ・ミッションに寄り道したすぎてメイン・ストーリーが進まない楽しい

 WATCH DOGSの記事へようこそ。

 WATCH DOGSは、日本では今年の六月に発売したばかりの新作ゲームのことで、ジャンル区分だとアクションゲームだ。
 スマートフォンにより街中のデジタル・デバイスを自分の手足のように扱って、主人公エイデン・ピアースがシカゴを舞台にマフィアや犯罪者に復讐劇を繰り広げるコンセプトが人を惹きつけた。

 今回は、そんなWATCH DOGSのサブ・ミッションについてのお話を少しばかり聞いてもらった後、プレイ動画でその魅力の断片だけでも知っていただきたい。



サブ・ミッションの報償

WATCH DOGSのようなオープン・ワールド・ゲームにおけるサブ・ミッションとは、従来ならば『コレクション』の要素が強かった。例えば同社の人気作アサシンクリードでは、有名なランドマークを探索して装備の材料を獲得するサブ・ミッションがあったり、様々な動物を狩猟して道具の材料としたりする。また、完全に集めるだけのアイテムを100個マップに配置しただけということもあった。今作ではサブ・ミッションによりスキルを獲得するためのポイントが手に入ったり、特殊な武器が手に入ったりするため、メインとなるミッションと並行して行なうことがメリットとして立ち上がってきた。

 そんなサブ・ミッションにはどんなものがあるかというと、街を回っているときにスマートフォンが探知する犯罪を解決するものであったり、プライバシーを侵害するものであったり、ギャングの隠れ家を襲撃するものであったりといったものの他にまだいくつもある。

行方不明者を探せ

サブ・ミッションには種類が多くあり、こなしていくとメインのミッションで有利に進めることができることを前のパラグラフでお話したが、私もそのシステムを活用してゲームを進めることとなった。
 中でも面白みにあふれていると感じたのが行方不明者の捜索ミッションで、シカゴで行方不明者となっている被害者の場所を特定し、痕跡を探し出すものだ。
これに関して、動画でその様子をご覧いただきたい。

 この動画は連続失踪事件の最後の手がかり(被害者)を見つける場面からなので、主人公エイデンが「血液の疾患が」という話は突然のようだが、これ以前の被害者を見ればすべて血液に疾患があるのが根拠であろう(これ以前の被害者発見の一部は前回の記事の動画内にあります)。ぜひこの興味深いミッションを見て世界にひたってくれることを願う。

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