最近の無料アップデートでついにMagic2015でもタルキールブロックのカードが使用可能になったのは嬉しいことだが、そうして追加されたカードを用いてデッキを作ってみただろうか。まだデッキを作っていない人は、ぜひ今日の記事を参考にして面白いデッキを作ってみてほしい。
今日紹介するのは、ジェスカイ道から《眼の管理人》を用いたミッドレンジデッキだ。
デッキレシピ
土地(24)
《平地》4《島》5
《山》2
《神秘の僧院》3
《アゾリウスのギルド門》4
《イゼットのギルド門》3
《ボロスのギルド門》3
呪文(36)
《雲隠れ》4《戦隊の鷹》4
《放逐する僧侶》3
《真面目な捧げ物》2
《悪斬の天使》1
《クイックリング》3
《現実からの剥離》3
《イーヴォ島の管理人》3
《やっかい児》4
《感電の弧炎》2
《嵐の息吹のドラゴン》1
《眼の管理人》3
《空印のロック》3
戦略
フライヤーで殴り続けて勝つという単純明解な勝ち筋を持っているこのデッキは、いくつかの柔軟なプレイングが楽しめる。《戦隊の鷹》はこのデッキが苦手なファッティや序盤の猛攻を毎ターンしのいでくれるチャンプブロック要員にもなれるし、コントロール相手には除去にカードを多く割くことになるフライヤーとして2マナのクリーチャーにしては十分に活躍することが期待できる。そこで4枚投入だ。
《放逐する僧侶》はウィニーデッキを止めたりファッティを疑似除去できる大切なクリーチャーだ。よって3枚フルで投入した。
《真面目な捧げ物》はソーサリー呪文なのが気に入らないが、《解呪》のない環境では致し方ない。せめて《忘却の輪》さえあれば良かったのだが。これは毎回必ずひいても仕方がないので2枚だけ入れた。
《悪斬の天使》を入れる理由はただ一つ。このデッキがウィニーデッキではないからだ。
《クイックリング》は優秀な開門クリーチャーだ。もちろん他のクリーチャーをバウンスするのに用いる。これで相手の除去をかわしたり《眼の管理人》を使い回すのに役に立つ。
《現実からの剥離》は《眼の管理人》との併用が望ましい強力なカードだ。墓地に落ちていても問題ないため、序盤から唱えてもいい。《眼の管理人》でこれを墓地から回収し、CIP能力を持たない相手のファッティと《眼の管理人》を対象にこれを唱えればロックの完成だ。あとはもともといたフライヤーで殴り続けよう。
《やっかい児》は面白いクリーチャーで、ランプ系のデッキに対しては土地を縛ってみたり、オーラを貼るアグロに対して戦闘前メインフェイズでクリーチャーをタップしてみたりといったようなトリッキーな動きに注目できる。
以上まだまだブラッシュアップの足りない本デッキから何かインスピレーションを得て改良を加えてくだされば幸いである。それではまた次回。