おもてなし

 こんにちは。すべらきです。

 東京オリンピックの2020も間近で、もう2019年の後半ですね。
 オリンピック招致の段階でどうやって外国人を迎えようかということをパフォーマンスで伝えた滝川クリステルも結婚されましたね。

 おもてなし。

 おもてなしといえば、油揚げを裏っ返しておもてをなくした稲荷寿司を客人に振る舞う話を聞いたことがあります。表がない寿司だから、

 おもてなし。

 今日は人の表と裏の話をしようと思います。

 私はマシュマロを開設して匿名のメッセージを受け付けているのですが、面白いメッセージが届きました。

 オレンジ色の子、というのは私の推しの女の子のことです。
 彼女の歌っている曲の歌詞を見てみると、いつも元気で声の大きい彼女のイメージとは裏腹な姿が見えてくるんじゃないかなと考えています。



 この連続で出してきた歌ってみたを聞いていただければ話がわかりやすいんじゃないかなと思います。
 というかね、このマシュマロが来てから一ヶ月近くたった今、新しい歌ってみた動画が投稿されていて、それがこれなんですよ!


 和田たけあきPじゃなくてもこういう曲大好きやんけ!
 そして小花衣りんごの描いたサムネイルがもうその説を後押ししていると言っても過言ではないんですよ。
 元気でハツラツとしたJKの顔ですかこれ???

 ……そういうことなんですよね。
 彼女がアイドル活動をしている中でファンに見せていない姿があることは同グループのメンバー雛見沢くるみがその配信でたまに触れているのも説を支える一端です。

 ここでひとつ考えなくてはならないのは、これを裏の顔とか真相とかそういう表現をするべきではないことだと思っていて。
 というのも、人っていくつもの顔を持っているもので、いろんな場面に対してそれを使い分けているわけです。その全部がその人そのものなんですよね。
 ただ、人って自分に見せる顔が表でそうでない面を裏だと思い込みやすくて。そう思ってしまうことが多い。
 
 これって量子の動きに似ているなと思うことがあって、量子は観測すると表か裏か決まってしまいますが、観測しなければ表でもあり裏でもある状態であることがわかっています。
 人間もそれと同じで、あらゆる「その人」足らしめるものがあるはずなのに、自分がその人に接した瞬間から自分に見える部分しか見えなくなってしまいます。そして、見える部分だけをもって「その人っぽい」という偏見を作ってしまいます。
 面白いですよね。あなたといるとき以外の「その人」も、そこで観測している人にとってはそれが表なのに。

 そうした「その人」の全体を見てありのまま受け入れることは人間には難しいと思っていて、全知全能の神でもなければ不可能だと思っていました。どうしたって偏見はゼロにすることができないものだから。
 ただ、先日量子が表と裏のふたつの可能性を持っている瞬間を観測することができたように、いつの日か「その人」を裏表でなく全体をもって受け入れ合えることができるんじゃないかな、そうだったらいいなと思います。

 こうしたものを全部ひっくるめて、オレンジ色の彼女の裏表のない話し方に元気づけられたりおもてなし精神にあふれた配信活動を見ていけたらなと思っています。

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