霊気紛争リミテッド評価【赤編】

こんにちは、すべらき( @T0340T )です。
マジックは身内で楽しむ程度ですが、新しいセットの発売に際してブードラをするので自分の頭の中の整理も兼ねて評価していきます。

霊気紛争のカードイメージギャラリーが全て公開されたので、リミテッドでの点数を考えていきます。 
エネルギー・カウンターなどのシステムが上手く動くという前提です。
【5.0】戦況を変えるトップカード
【4.5】まだ対処のできるボム
【4.0】いいレアやトップアンコモン
【3.5】いいアンコモンやトップコモン
【3.0】いいカードで、カットの必要があるもの
【2.5】いいカードだが、あまり使いたくないもの
【2.0】隙間を埋めるもの
【1.5】たまにカットするもの
【1.0】ほとんど使わないもの
【0.5】サイドボードにいくカード
【0.0】使わない

白編青編黒編赤編緑編金・土地編無色編



《霊気追跡者》3.0

2マナのクリーチャーとして素晴らしい働きをするために、先制攻撃がついているのがいい。おまけにトークン生成能力も持っているというのはコモンにしてはやりすぎだ。

《チャンドラの革命》3.0

私はこれを高く評価したい。4マナで4点の火力というのは効率が良い上に、ほとんどのクリーチャーを除去できる。また、こうした少し重い火力をソーサリータイミングで唱える際のテンポ損を最近のセットで試されている土地縛り能力で多少補っているからだ。

《破壊的細工》2.0

機体を破壊できるのはいい。普段ではサイドボード候補のこうしたカードも、メインから投入していいだろう。

《エンブロールの歯車砕き》2.5

3マナの赤いクリーチャーとしては悪くないが、すぐにピックしたいような性能でもない。

《怒れる巨人》3.5

即席がかなり良い仕事をする例だ。即席を使えなくともなんとか使っていけるマナコストと、比較的高いステータスがそれを後押ししている。

《無秩序街の主》4.5

シヴ山のドラゴンより早く唱えられればゲームエンドに持ち込めるだろう。

《最前線の反逆者》2.5

赤のクリーチャーでマナレシオが悪くないのは良いことだ。

《グレムリンの侵入》0.5

面白いが、我先にピックしようとは思わないな。エンチャント先は機体か霊気装置・トークンを意識できるので、メインから採用することはできる。しかし、4マナ使うなら機体は除去したいし、霊気装置・トークンを擬似的に除去するにしてはマナがかかりすぎだ。
パンハモニコンのような置物に使えば継続的な2点ダメージが期待できるが、そうした置物は尚更除去したいものだ。モーギスがアンコモンになるとここまで弱くなるのかという感じだ。

《飲み込む炎》3.5

トップアンコモンに近い。ほとんどのフライヤーを除去できる上に、本体火力までついているのだ。懐かしいカードである《火炎放射》のように使いたい。

《不屈の独創力》3.5

使わなくなった霊気装置・トークンやウィニーを破壊しまくって速攻を持つクリーチャーやファッティを出したいね。

《暴力の激励》3.0

大変使えるコンバットトリックだ。2番目のモードを選ぶとミニサイズの《踏み荒らし》だな。

《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》4.5

赤い《聖トラフトの霊》だ。速攻がついていたらマローが社長室に呼び出されていただろうな。攻撃すればターン終了時に紛争を誘発させることができるのもリミテッドでは猛威を振るう原因となる。

《カーリ・ゼヴの巧技》5.0

機体をパクれる上に、機体に乗るための搭乗員も手札から唱えることができる。今までのパーマネント一時奪取呪文の中でもリミテッドでの活躍は目覚しいものとなるだろう。

《ラスヌーの帆背びれ》2.0

タフネスの低いバニラクリーチャーはどの次元においてもお呼びではない。

《稲妻駆け》5.0

除去呪文には弱いものの、ほとんどソーサリー呪文のように使われるケースが多いであろうので、あまり問題ではないケースだ。生き延びることができたら当然勝ちだ。二回機体で殴っておしまい。

《ピアの革命》1.0


チャンプアタックではブロックされないままで能力が誘発しないと思われるので、チャンプブロックかハスク能力で能力を誘発する使い方になるだろう。対戦相手は無限ブロッカーか3点ダメージを選ぶとなると、3点ダメージを選ぶだろう。又、フライヤーには効き目が薄いのでどうにもならないこともある。選択肢が相手にあるカードは原則弱いのだ。
あまりにも高速なビートダウンが組めたら採用を考えるかもしれない。

《正確な一撃》1.5

コンバットトリックとしては合格の1マナスペルだが、いかんせん修正が弱い。

《速製職人の反逆者》4.5

レアがこんなにも強いとは。アーティファクトを2点のティムに仕立て上げてしまう素晴らしい工匠だ。プレイヤー限定ティムでないところが本当にすごい。タッチしてでも使いたいカードとは、こういうカードのことだ。

《貪欲な侵入者》3.0

ハスク能力のあるクリーチャーの中ではかなり修正度が高く、少しだけエイトグっぽい。

《無謀なレーサー》3.5

2/3のステータスを持つクリーチャーが多いので先制攻撃程度では殴りづらいかもしれないが、ルーター能力は魅力的である。機体に乗ることでも誘発されるので、赤いならピックしておこう。

《グレムリン解放》5.0

機体を除去できるだけでなく、2/2のクリーチャーまで生成してしまうアーティファクト大量破壊兵器だ。リミテッドで活躍しないことはないので、絶対にピックしよう。

《屑鉄会の勇者》4.0

アンコモンにしては強すぎる。先攻を取っていたらこれ一枚で勝てる可能性がある。

《ショック》3.0

タフネス3が多い環境だが、焼ける対象がいないわけではない。赤の嫌いな……フライヤーだ。

《攻城化改造》2.5

主な使い方は機体にエンチャントする方法だと思うが、機体はパワーの高いものがよく見られるのでさらに攻撃しやすい形にして活用するというより、前のめりなデッキのフィニッシュカード役になるだろう。

《搾取工区の喧嘩屋》3.0

即席で失ったテンポを補えるほどの強さはないが、パワー3は悪くない。

《世話》1.5

パワーが4以下という制限はほとんど問題がない。2マナになったというのはそれだけで革新的だ。

コモンベストランキングトップ5

  1. 《霊気追跡者》
  2. 《チャンドラの革命》
  3. 《ショック》
  4. 《搾取工区の喧嘩屋》
  5. 《最前線の反逆者》

総評

赤のカードはリミテッドで活躍しやすいカードが多いが、レアのパワーはピンキリのため爆発的な強さを常に手に入れられるとは考えなくてもいいだろう。
盤面が膠着した時に使えるコンバットトリックが少ないので、カラデシュのカードで補ったり他の色に頼るのもいい戦略だろう。

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